仕事の進め方
マニュアル作成問題集
Q.
手順の記述として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は D です。手順は、読み手が迷わず実行できるよう、観察可能な具体的な操作で書く必要があります。「適切に」「柔軟に」「必要なら」といった抽象的な指示は、読み手によって解釈が分かれ、再現性を損ないます。何を押し、何を確認するかまで書かれているDが、手順として最も適切です。
ポイント
この問題の核心は、抽象的な指示を排し、観察可能な操作と確認点で書くという原則です。「適切に」のような言葉は、書き手にとっては意味があっても、読み手には判断基準が伝わりません。確認すべき結果(完了メッセージ等)まで示すと、読み手が自分で成否を判定できます。
ワンポイントアドバイス
手順に「適切に」「きちんと」「必要に応じて」などの言葉が出てきたら、具体的な操作や条件に置き換えられないか考えてみましょう。「何を・どう操作し・何を確認するか」をワンセットで書くと、読み手の解釈ぶれを防げます。判断が必要な箇所は、後述の可視化(分岐図)で補うと明確になります。
解説詳細
なぜDが正解か
Dは「保存ボタンを押す」という具体的操作と「完了メッセージの確認」という観察可能な結果を示しており、読み手は誰でも同じように実行・確認できます。手順は具体的で検証可能であるべきという原則に最も合致するため、Dが正解です。
他の選択肢が誤りである理由
Aの「適切に処理」、Bの「柔軟に対応」、Cの「必要なら見直す」は、いずれも何をどうするかが具体的に示されておらず、読み手によって解釈が分かれます。抽象的な指示は手順の再現性を損なうため、手順記述としては不適切です。