Q.
平均購入単価と購入頻度が一定のまま、年次解約率が10%(0.10)から5%(0.05)へ下がった。継続期間 ≒ 1 ÷ 解約率 とするとき、売上ベースのLTVはおよそどうなるか。
解説まとめ
正解は C です。継続期間は1÷解約率なので、解約率10%なら1÷0.10=10、5%なら1÷0.05=20となり、継続期間が約2倍に伸びます。単価と頻度が一定なら、LTV(単価×頻度×継続期間)は継続期間に比例するため、約2倍になります。解約率を半分にすると、継続期間が倍になりLTVも倍になる関係です。
ポイント
この設問の核心は「解約率を半減=継続期間が約2倍=LTVも約2倍」という連鎖です。解約率そのものではなく、その逆数である継続期間がLTVに掛かる点がポイントです。だから解約率の小さな改善でも、継続期間とLTVには大きく効きます。
ワンポイントアドバイス
継続改善の効果を見積もるときは、解約率の変化を「継続期間(=1÷解約率)」に直してから比べてみましょう。解約率10%→5%のように半分にできれば、継続期間が倍になりLTVもほぼ倍になります。チャーンを下げる施策が、なぜ大きなリターンになるかが数字で腑に落ちます。
解説詳細
解約率半減で継続期間は約2倍
平均継続期間は解約率の逆数(1÷解約率)で概算します。解約率10%(0.10)のとき継続期間は1÷0.10=10、5%(0.05)のとき1÷0.05=20です。つまり解約率が半分になると、継続期間は約2倍に伸びます。
継続期間が2倍ならLTVも約2倍
売上ベースのLTVは単価×頻度×継続期間です。単価と頻度が一定なら、LTVは継続期間に比例します。継続期間が約2倍になれば、LTVも約2倍になります。だからAの「半分」(逆方向)、Bの「変わらない」(継続期間の変化を無視)、Dの「約4倍」(倍率の取り違え)はいずれも誤りで、正しくは約2倍、正解はCです。