Q.
時給1,200円の人が、法定時間を超える時間外労働を2時間行った(時間外割増率25%)。この2時間について「割増として上乗せされる額」はいくらか。
ポイント
割増分は「時給×割増率×時間」で求めます。ここで大切なのは、「割増として上乗せされる額」と「割増賃金を含む総額」を混同しないことです。設問がどちらを尋ねているのかを読み取る点が、計算の出発点になります。
ワンポイントアドバイス
残業代を検算するときは、「通常分(時給×時間)」と「割増分(時給×率×時間)」を分けて計算してみましょう。そのうえで、給与明細や設問がどちらの金額を指しているのかを確認すると、上乗せ分と総額を取り違えるミスを防げます。
解説詳細
正解はCの600円です。割増として上乗せされる額は、1,200円×0.25×2時間=600円で求められます。元の労働対価である1,200円×2時間=2,400円は、これとは別に支払われるものなので、上乗せされる割増額は600円となります。Aの3,000円は、通常分2,400円と割増分600円を合わせた総支給額であり、設問が問うている「割増分」ではありません。Bの2,400円は通常の対価のみを答えたもの、Dの1,200円は計算の合わない数字で、いずれも割増分にはあたりません。