KGIが未達になりそうなとき、KPIツリーを使った原因の特定の仕方として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。KGIが未達になりそうなときは、KGIを頂点とするKPIツリーをさかのぼり、どの枝のKPIが遅れているかをたどって、原因の箇所を特定します。ツリー構造になっていれば、「どの中間指標がボトルネックか」を一段ずつ確認でき、的を絞った対策を打てます。運のせいにしたり、数字をなかったことにしたりするのは適切な運用ではありません。
ポイント
未達時の運用は「ツリーをさかのぼって原因の箇所を絞る」ことが核心です。KGIだけを見ても、どこに手を打てばよいかは分かりません。KGIをKPIへ分解しておくからこそ、遅れている枝を特定し、ピンポイントで改善できる、という連動の価値を押さえましょう。
ワンポイントアドバイス
KGIの進捗が芳しくないと感じたら、まずKPIツリーを開き、「どの枝の数字が想定より低いか」を一段ずつ確認してみましょう。遅れている枝が見つかれば、対策をそこに集中できます。全体を漠然と眺めるのではなく、構造をたどって原因を絞る癖をつけると、改善が速くなります。
解説詳細
未達時にKPIツリーをどう使うのか
KGIが未達になりそうなときは、KGIを頂点とするKPIツリーをさかのぼり、どのKPIが遅れているかをたどって原因の箇所を特定するのが基本です。KPIツリーは、KGIを構成要素へ分解し、各枝にKPIを割り当てた階層構造でした。そのため、KGIが遅れているときは、ツリーを一段ずつ下りながら「どの枝の数字が想定より低いか」を確認すれば、ボトルネックとなっている中間指標を見つけられます。原因の箇所が分かれば、そこに対策を集中でき、限られた時間で効果的に挽回できます。だから選択肢Dが正解です。
なぜ他の選択肢が誤りなのか
選択肢Aの「運によるものなので特定しない」は誤りで、原因をたどらなければ次も同じ未達を繰り返します。選択肢Bの「KGIの数字だけ眺めてKPIに立ち返らない」も誤りで、KGI単体ではどこに手を打つべきかが分からず、KPIへ分解してこそ原因を絞れます。選択肢Cの「数字を作り直して未達をなかったことにする」は論外で、事実を消すのは改善ではなく、次の判断材料も失わせます。KPIツリーをさかのぼって遅れている枝を特定する、というのが正しい運用です。