KGIを設定するときに「最終目的(事業の目的)と整合させる」ことが重要とされる理由として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はCです。KGIを事業の最終目的と整合させるのは、数値だけが独り歩きして、本来の目的からずれた行動を招くのを防ぐためです。目的と切り離した数字を追うと、数字は達成しても会社が目指す方向とずれてしまうことがあります。目的とつなげることで、KGIの達成がそのまま目的の前進になります。
ポイント
KGIは「目的に向かうための数値」であって、数字そのものが目的ではない、という点が核心です。目的と切れた数値目標は、達成のための無理や近視眼的な行動を生みます。数字を立てる前に、それが事業の目的とどうつながるかを確認することが大切です。
ワンポイントアドバイス
KGIを決めるときは、「この数字を達成したら、会社が目指す方向にちゃんと近づくか」を一度自問してみましょう。近づかないなら、目的とずれた数字を追っているサインです。数字と目的のつながりを言葉にできると、現場が納得して取り組める良いKGIになります。
解説詳細
なぜ最終目的との整合が必要なのか
KGIは、事業の最終目的(パーパスや事業目的)と整合させることが重要です。その理由は、目的と切り離した数値を追うと、数値だけが独り歩きし、本来の目的からずれた行動を招くおそれがあるからです。たとえば「目先の売上」だけをKGIにすると、長く付き合うべき顧客に無理な販売をして、かえって信頼を損ねることもあります。KGIを目的とつなげておけば、その数値を達成することが、そのまま目的の前進になります。だから選択肢Cの「数値の独り歩きを防ぐため」が正解です。
なぜ他の選択肢が誤りなのか
選択肢Aの「目的と無関係でも数字が大きければ優れている」は誤りで、目的とずれた数字は大きくても会社の方向に貢献しません。選択肢Bの「毎月変更しやすくなる」も誤りで、整合の目的は変更しやすさではなく、方向のぶれを防ぐことです。選択肢Dの「言葉で表せるようになる」も誤りで、KGIは目的と整合させても、あくまで数値で測る指標であることに変わりはありません。目的との整合は、数字の暴走を防ぐ歯止めだと理解しておきましょう。