「悪いKGI」の典型例として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。「とにかくがんばって成長する」は、達成したかどうかを数値で判定できず、期限もあいまいなため、悪いKGIの典型です。良いKGIは「いつまでに・いくつを」という形で測れますが、この選択肢は気持ちの表明にとどまっています。他の3つはいずれも期限と数値が入った良いKGIの例です。
ポイント
悪いKGIを見抜く決め手は「測れるか・期限があるか」という2点です。前向きな言葉でも、数値と期日がなければ達成を判定できず、KGIとして機能しません。やる気の表明と、ゴールの数値化は別物だと区別できるかが核心です。
ワンポイントアドバイス
自分や周囲のゴールに「がんばる」「徹底する」といった言葉だけで終わっているものがないか探してみましょう。見つけたら、「いつまでに・何を・いくつ」に置き換えてみてください。気持ちを数字に翻訳する練習を重ねると、測れるKGIを自然に作れるようになります。
解説詳細
なぜ「がんばって成長する」が悪いKGIなのか
良いKGIは、数値で測れて、期限が区切られている必要があります。選択肢Bの「とにかくみんなでがんばって成長する」は、達成したかどうかを数値で判定できず、「今年は」というあいまいな表現で期日もはっきりしません。これでは、年末に「成長できたのか」を客観的に確認できず、途中で遅れているかどうかも分かりません。前向きで意欲的な言葉ではありますが、ゴールの数値化という条件を満たしていないため、KGIとしては機能しません。だから選択肢Bが「悪いKGIの典型例」として正解です。
なぜ他の選択肢が良いKGIなのか
選択肢Aの「今期末までに新規契約を50件」、選択肢Cの「来期末までに解約率を5%以下」、選択肢Dの「半年後までに月間売上を2,000万円」は、いずれも「いつまでに(期限)」と「いくつを(数値)」が明確に示されています。期末に数字を見れば達成・未達をきっぱり判定でき、途中経過も追えます。つまりこれらは良いKGIの条件を満たしているため、「悪い例」を選ぶ本問では誤りになります。意欲の表明と、測れるゴールとの違いを見分けられるかがポイントです。