Q.
習慣を続けやすくする「報酬」の使い方として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。習慣のループでは、行動の直後にすぐ得られる報酬が、その行動を「またやる価値がある」と脳に印づけ、繰り返しを後押しします。記録にチェックを入れる、達成感を味わう、小さなごほうびを用意する、といった即時の手応えが効果的です。報酬が遠い・弱いと、行動と手応えが結びつかず続きにくくなります。
ポイント
鍵は「報酬は直後・すぐ」が効くという点です。ずっと先の大きなごほうびは、目の前の行動と結びつきにくく、強化の力が弱まります。小さくてもよいので、やった直後にすぐ得られる手応えを用意することが続けるコツです。
ワンポイントアドバイス
行動した直後に味わえる、ささやかな報酬を決めておきましょう。記録に印をつける、好きな飲み物を一口飲む、心の中で「よし」と言うなど、すぐ得られるものが効果的です。遠い未来のごほうびより、今日この瞬間の小さな手応えを大切にしましょう。
解説詳細
なぜDが正解か
報酬が行動を強化するのは、行動と報酬が時間的に近いときです。直後に手応えがあると、脳はその行動を「報われる行動」として記憶し、次回も起こりやすくなります。Dは「行動直後にすぐ得られる手応え」を述べており、強化が最も効く報酬の使い方です。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「何か月も先の大きなごほうび」は、行動との時間差が大きく、目の前の一回の行動を強化する力が弱いです。Bの「報酬は一切用意しない」は、習慣のループから報酬要素を抜いてしまい、行動が強化されません。Cの「できなかったら罰する」は、報酬による強化とは逆方向で、行動への嫌悪感を生んで続きにくくします。