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資金繰り・資金調達問題集
問題 1 / 20
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Q.
「資金繰り」という言葉が最も近い意味で指しているものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。資金繰りとは、手元の現金が足りなくならないように、入金(お金が入るタイミング)と出金(お金が出るタイミング)をやりくりして管理することを指します。利益が出ているかどうかとは別に、その瞬間に支払いに使える現金があるかを見るのが資金繰りです。お金の「量」だけでなく「タイミング」を扱う点が核心です。
ポイント
資金繰りは「利益管理」ではなく「現金(キャッシュ)のタイミング管理」だ、という区別が出発点になります。利益が出ていても入金より先に出金が来れば現金は枯れます。資金繰りで見ているのは、もうけの大小ではなく「いま払えるか」という資金の余裕です。
ワンポイントアドバイス
まずは自社の「お金が入る日」と「お金が出る日」をカレンダーに書き出してみましょう。給与日・仕入の支払日・売掛金の入金日を並べるだけで、どの時期に現金が薄くなるかが見えてきます。資金繰りの第一歩は、金額より先に日付を可視化することです。
解説詳細
なぜBが正解か
資金繰りとは、入金と出金のタイミングのズレを管理し、どの時点でも支払いに必要な現金を確保しておく活動です。会社は利益が出ていても、入金が遅く出金が早ければ現金が底をつき、支払い不能(黒字倒産)に陥ります。だからこそ「タイミングを管理する」というBの記述が、資金繰りの定義に最も近いのです。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「利益の合計を計算すること」は損益計算であり、もうけの大小を測る作業です。資金繰りは利益ではなく現金の動きを扱うため誤りです。Cの「財産と借金の残高を一覧にする」のは貸借対照表(B/S)を作ることで、ある時点の残高の話であり、入出金のタイミング管理とは別物です。Dの「売上目標を割り振る」のは予算編成・営業計画であり、現金の出入りの管理ではないため資金繰りには当たりません。