「ロジックツリー」を使う主な目的として、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は D です。ロジックツリーは、1つの大きなテーマを枝分かれさせ、要素や原因を階層的に分解して整理する図です。課題の原因を掘り下げたり、論点を細かく切り分けたりするのに使います。「上位から下位へ分解する木」とイメージしましょう。
ポイント
ロジックツリーの本質は「分解」です。大きく漠然とした問いを、扱える大きさの要素まで枝分かれさせます。各枝分かれが MECE であるほど、分解の質が上がります。価格設定や担当割りなど、分解とは別の目的と混同しないことが核心です。
ワンポイントアドバイス
大きな課題に行き詰まったら、紙の左に課題を書き、右へ「なぜ」「どんな要素から成るか」と枝を伸ばしてみましょう。分解していくと、漠然としていた問題が手をつけられる小さな要素に変わります。各分岐でモレ・ダブりがないかも合わせて確認すると効果的です。
解説詳細
ロジックツリーの目的
ロジックツリーは、1つのテーマや問題を出発点として、それを構成する要素や原因を木の枝のように分解していく図です。左に大きなテーマを置き、右に向かって「それは何から成るか」「なぜそうなるか」を枝分かれさせます。漠然とした大きな問いを、検討できる大きさの小さな要素まで落とし込むことが目的です。
MECE との関係
ロジックツリーの各枝分かれは、MECE になっていることが望ましいとされます。ある階層の枝にモレがあれば原因を見落とし、ダブりがあれば同じことを重複して検討してしまいます。MECE を意識して枝を作ることで、分解の質が高まり、抜け漏れのない検討ができます。つまり MECE は、ロジックツリーの品質を支える判定軸として働きます。
ほかの選択肢が誤りである理由
A の「価格を高く設定する」は価格戦略の話で、分解とは無関係です。B の「担当を平等に割り振る」は役割分担の話で、論理的分解の目的ではありません。C の「時系列に並べる」は出来事の整理であって、要素や原因への分解ではありません。テーマを階層的に分解する目的を述べた D だけが、ロジックツリーの正しい用途です。