経営
5フォース分析問題集
Q.
5フォース分析が最終的に評価しようとするものとして最も適切なものはどれか。
ポイント
5フォースが測るのは、「業界全体の収益性(魅力度)」です。特定の1社の業績そのものを測るものではありません。個社の良し悪しではなく、その業界が構造的に儲かりやすいかどうかを見ている、という視点を持っておきましょう。
ワンポイントアドバイス
「この業界はそもそも儲かりやすいのか」を問いたい場面で、5フォースを使ってみましょう。1社単位の改善策を考える前に、まず自分たちが立っている土俵そのものの構造を見る習慣をつけると、努力の方向を見誤らずにすみます。
解説詳細
正解はBです。5フォースは、業界の構造、すなわち5つの力の強弱が、その業界の平均的な収益性をどう規定するのかを評価する枠組みです。言いかえれば、その業界がそもそも儲かりやすい構造なのかどうか(業界の魅力度)を見ています。Aの自社1社の売上高は、業界構造ではなく一企業の業績であり、5フォースの評価対象ではありません。Cの担当者個人の営業成績も、業界全体の構造とは関係がありません。Dの自社製品のデザインの好みも、業界の収益性を左右する構造要因とは別の話です。5フォースの主役はあくまで「業界という土俵の構造」だと理解しておきましょう。