Q.
ROE と ROA の違いを正しく説明したものはどれか。
ポイント
ROEとROAの違いは「分母(自己資本か総資産か)」にあります。ここを取り違えると、借入をどれだけ活用しているかという財務レバレッジの議論ができなくなります。分子はどちらも利益で共通だ、という点もあわせて覚えておきましょう。
ワンポイントアドバイス
ROEとROAが2つ並んでいたら、まず分母の違いに線を引いて整理してみましょう。そのうえで、ROEがROAを上回っているなら「借入を活用している」と読み取れます。この読み方ができると、財務構造の特徴を一目でつかめるようになります。
解説詳細
正解はCです。ROEとROAの違いは「分母」にあります。ROEは自己資本を、ROAは総資産を分母とし、この違いによって借入(負債)の影響を受けるかどうかが分かれます。Aは分子に着目していますが、両者とも分子は利益なので誤りです。Bは「ROEの分母も総資産」としていますが、ROEの分母は自己資本なので誤りです。Dの「企業規模で使い分ける」という説明も誤りで、両指標は企業の大小に関わらず使えます。違いは分母にある、という一点を正確に押さえましょう。