Q.
総資産回転率の計算式として正しいものはどれか。
ポイント
総資産回転率は「売上高÷総資産」です。利益ではなく売上を分子にする効率性の指標だ、という点が核心です。同じ「資産を分母にする指標」でも、分子が利益ならROA、売上なら回転率、と区別しておきましょう。
ワンポイントアドバイス
同じ利益率でも、回転率が高いほど資産を効率よく使えていると言えます。利益率がこれ以上伸ばしにくいと感じたら、回転率(売上÷資産)の方に改善の余地がないかを探ってみましょう。視点を変えると打ち手が見つかります。
解説詳細
正解はDです。総資産回転率は「売上高÷総資産」(回/年)で計算され、資産をどれだけ売上に変えられたかという運用効率を示します。Aは分子を利益にしていますが、これはROAの式です。Bは分子と分母を逆にしており、回転期間に近い概念になってしまいます。Cの「自己資本÷総資産」は自己資本比率であり、効率性の指標ではありません。回転率は利益ではなく売上を分子に置く、という点が見分けの鍵です。