Q.
流動資産600(うち棚卸資産200)、流動負債200の会社の当座比率はいくらか。なお当座資産=流動資産−棚卸資産とする。
ポイント
当座比率は、流動比率から棚卸資産を除いて計算する、より厳しい短期支払能力の指標です。在庫を当てにしない支払能力を見るために、あえて棚卸資産を分子から外す、という点が核心です。
ワンポイントアドバイス
在庫を多く抱える会社は、流動比率が高く見えても、当座比率で見直してみましょう。棚卸資産を除いて計算することで、売れ残り在庫に頼らない、より確かな支払能力を確認できます。在庫が多い相手ほどこの一手間が効きます。
解説詳細
正解はBの200%です。まず当座資産は、流動資産600から棚卸資産200を引いて400となります。当座比率は「当座資産÷流動負債」なので、400÷200=2.0、すなわち200%です。Aの300%は、棚卸資産を引かずに流動資産600÷流動負債200で計算した値で、これは流動比率にあたります。CとDは、当座資産と流動負債を取り違えるなどした誤りです。棚卸資産をきちんと差し引くのが当座比率のポイントです。