Q.
自己資本比率の高低と財務の安全性について、正しい説明はどれか。
ポイント
自己資本比率は「高いほど安全」です。安全性指標は、高い方がよいのか低い方がよいのか、その方向を取り違えやすいので注意しましょう。自己資本比率は高い方が安全側、という向きをセットで覚えておくことが大切です。
ワンポイントアドバイス
各指標を覚えるときは、式だけでなく「高い方が良いのか、低い方が良いのか」という方向も一緒にメモしておきましょう。方向まで押さえておくと、数値を見た瞬間に良し悪しを判断でき、いちいち迷わずに済みます。
解説詳細
正解はBです。自己資本比率が高いほど、返済不要の自前資本が占める割合が大きく、借入への依存が低いため、一般に財務は安全とされます。Aは「低いほど安全」としていますが、これは方向が逆で誤りです。Cの「売上が増えれば自動的に上がる」も誤りで、自己資本比率は売上で自動的に決まるものではありません。Dの「流動負債だけで決まる短期の指標」も誤りで、自己資本比率は総資産と自己資本で決まる、資本構成の長期的な構造を表す指標です。