一般に成り立つとされる「リスクとリターンの関係(トレードオフ)」の説明として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は A です。リスクとリターンはトレードオフの関係にあり、高いリターンを期待できる資産ほどリスク(振れ幅)も大きくなるのが一般的です。逆に、リスクが小さい資産はリターンも控えめになります。リスクなしで高いリターンを安定して得る方法は原則として存在しません。「ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターン」という対応関係で覚えておきましょう。
ポイント
核心は「リターンとリスクは同じ方向に動く(表裏一体)」という点です。高リターンを狙うほど、結果がブレる覚悟が必要になります。「ローリスク・ハイリターン」をうたう話は原則あり得ないと知っておくことが、うまい話を見抜く防波堤になります。
ワンポイントアドバイス
高利回りをうたう商品を見かけたら、「その分どれだけリスク(ブレ)が大きいのか」を必ずセットで確認してみましょう。リターンだけが強調され、リスクの説明が乏しい場合は注意が効果的です。自分が狙うリターンに見合うリスクを取れるかどうかという視点で、商品を選ぶ習慣をつけましょう。
解説詳細
リスクとリターンは表裏一体
正解はAです。投資の世界では、リスクとリターンはトレードオフ(一方を得ようとすれば他方も増える)の関係にあります。高いリターンが期待できる資産は、その分だけ結果が大きくブレる、つまりリスクも大きくなる傾向があります。逆に、預金のようにリスクの小さい資産は、期待できるリターンも小さくなります。これは「ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターン」という形でよく表現されます。
他の選択肢が誤りである理由
Bの「リスクが大きいほどリターンは必ず小さくなる」は、両者の関係を逆にとらえており誤りです。Cの「まったく無関係」は、リスクとリターンの間に一般的な対応関係があることを否定しており誤りです。Dの「リスクなしで高リターンを安定して得られる」は、トレードオフの原則に反する都合のよい主張で、現実には原則として成り立たないため誤りです。高いリターンを期待するなら相応のリスクを伴う、という関係が基本です。