投資における「利回り」を表す説明として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は A です。利回りとは、投資した金額に対して1年あたりどれだけのリターン(利益)が得られたかを示す割合で、通常は年率のパーセントで表します。たとえば100万円を投じて1年で5万円の利益が出れば利回りは5%です。金額の大きさそのものではなく「投じた額に対する効率」を見る指標である点が核心です。商品同士を比べるときの共通のものさしになります。
ポイント
利回りは「いくら儲かったか」ではなく「投じた額に対してどれくらいの割合で増えたか」という効率の指標です。投資額が違う商品を同じ土俵で比較できるのが利回りの役割です。金額の絶対額(B)や企業の成長率(C)、現在の時価(D)と混同しないことが、金融商品を読み解く第一歩になります。
ワンポイントアドバイス
金融商品の広告を見たら、まず「これは利回りなのか、それとも金額や別の指標なのか」を確認してみましょう。利回りは投資額に対する割合なので、「年率何%」という形で示されているかを見るのが効果的です。複数の商品を比べるときは、金額ではなく利回りという同じ単位にそろえて並べると、どちらが効率的かを冷静に判断できます。
解説詳細
利回りは「投資額に対するリターンの割合」
正解はAです。利回りとは、投資した金額に対して得られたリターン(利益)の割合を示す指標で、一般に1年あたりの年率(%)で表します。たとえば100万円を投資して1年後に5万円の利益が出た場合、利回りは5万円÷100万円=5%です。利回りを使うと、投資額が10万円の商品と1,000万円の商品でも、同じ「割合」というものさしで効率を比較できます。これが利回りという概念の最大の利点です。
他の選択肢が誤りである理由
Bの「投資元本の絶対額」は、投じたお金そのものの大きさであり、効率を示す利回りとは別物です。Cの「企業の売上高の伸び」は企業の業績指標であって、投資家が得るリターンの割合ではありません。Dの「市場での時価」は、その商品が今いくらで取引されているかという価格であり、投資額に対する増え方を示すものではありません。いずれも利回り=投資額に対するリターンの割合という定義から外れているため誤りです。