Q.
共感フェーズの「インタビュー」で特に引き出したいものはどれか。
解説まとめ
正解は A です。インタビューは、ユーザーがなぜそう考え、そう行動するのかという背景や動機を本人の言葉から引き出す対話です。表面的な事実だけでなく、その奥にある感情や事情を知ることで、本当に解くべき課題が見えてきます。観察とセットで使うとより深く理解できます。
ポイント
ここでの核心は、インタビューが「事実の確認」ではなく「理由・背景の理解」を目的とする点です。同じ行動でも、その裏にある動機は人によって違います。なぜを掘り下げることで、表面的な要望の奥にある本当のニーズにたどり着けることを押さえましょう。
ワンポイントアドバイス
インタビューでは「なぜそうしたのですか」「そのとき何を感じましたか」と、理由や気持ちを問う質問を意識してみましょう。はい・いいえで終わる質問よりも、相手が語り出す問いのほうが多くの発見につながります。相手の言葉を遮らず、最後まで聴く姿勢が効果的です。
解説詳細
インタビューは「なぜ」を掘り下げる
インタビューは、ユーザー本人と対話し、なぜそう行動するのか、何を感じているのかという背景・動機を引き出す手法です。観察が「何をしているか」を見るのに対し、インタビューは「なぜそうするのか」を言葉で確かめます。両者を組み合わせると、行動とその理由が結びつき、ユーザー理解が立体的になります。
型番・社内手順・値引き率が答えにならない理由
B の「製品の型番」や D の「競合の値引き率」は、事務的・数値的な情報であり、ユーザーの動機を理解する材料ではありません。C の「社内の承認フロー」は自社の手続きであって、使い手の背景とは関係がありません。インタビューで引き出したいのは、相手の心の中にある理由や事情です。したがって正解は A になります。