数字
データドリブン思考問題集
問題 20 / 20
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Q.
「キャンペーンを実施した月の売上が前年同月より20%伸びた。よってキャンペーンが売上を押し上げたと結論した」。この結論に最も潜んでいる落とし穴はどれか。
ポイント
「施策の後に数字が伸びた=施策のおかげ」と考えるのは早計です。同じ時期に効いていた別の要因を取り除いて、初めて因果に近づける、というのが核心です。相関(同時に起きた)と因果(原因と結果)を、ここでも切り分ける必要があります。
ワンポイントアドバイス
効果を主張する前に、「同じ期間に、ほかに何が変わったか(季節・他施策・市況など)」を3つ書き出してみましょう。それらを差し引いてもなお残る差を、施策の効果として語るようにします。別要因を洗い出す一手間が、思い込みの因果を防いでくれます。
解説詳細
正解はCです。キャンペーンの実施と売上増が同じ月に起きたというだけでは、キャンペーンが原因だと言い切ることはできません。季節要因や、同じ時期に行われた他の施策(交絡)など、別の要因を除いていない以上、この結論は相関を因果と断定してしまっています。Aの「中央値を使うべきだった」という記述統計の話は、この事例の論点ではありません。Bの「KPIを絞り込まずに並べすぎた」という指標設計の話も、ここでの問題とは関係しません。Dの「母数が大きすぎて偶然差が出ただけ」も誤りで、母数は大きいほど結果は安定するため、説明が逆になっています。