数字
データドリブン思考問題集
Q.
結果が出た後の振り返りで陥りやすい「後知恵バイアス」を避ける姿勢として最も適切なものはどれか。
ポイント
「最初から分かっていた」という感覚そのものが、後知恵バイアスのサインです。これを防ぐ核心は、事前の予測を文字に残しておき、結果が出たあとにその予測と事実を突き合わせることにあります。記録があると、後づけの解釈に流されずにすみます。
ワンポイントアドバイス
施策を始める前に、「成功か失敗かの予測と、その理由」を一文だけメモしておきましょう。振り返りのときに、そのメモと実際の結果を照合すれば、後知恵で都合よく解釈してしまうのを防げます。たった一文でも、事前に残しておくことが大きな差を生みます。
解説詳細
正解はAです。後知恵バイアスとは、結果を見たあとで「最初からこうなると分かっていた」と感じてしまう傾向のことです。これを避けるには、結果を見る前に立てた仮説や予測をあらかじめ記録しておき、あとから事実と照合するのが有効です。Bの「結果が出てから分かっていたと断定する」は、まさに後知恵バイアスそのものです。Cの「成功した事実だけを共有して理由を深掘りしない」は、なぜそうなったかの検証を怠っており、バイアスを助長します。Dの「予測を記録せず、その場の印象で原因を語る」も、事前の予測がないため後知恵での解釈に流れやすく、適切ではありません。