問題 20 / 20
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Q.
「先月、研修を受けた5人の営業の成績が伸びた。研修は全員に効くので、来期は全営業に同じ研修を義務化すべきだ」という主張を最も強く崩す指摘はどれか。
ポイント
一つの主張に複数の弱点(偏ったサンプル・見落とされた別要因・過度な一般化)が重なっている場合は、それらを束ねて論理の欠陥そのものを突く指摘が、最も強く主張を崩します。別の論点や代替案を出すだけでは、元の主張の弱さは突けません。
ワンポイントアドバイス
「一部で効いたから、全員に展開すべきだ」という型の提案を受けたら、「対象の選び方は偏っていないか」「他に効いた要因はないか」「全員に同じことが言えるか」の3点を確認してみましょう。この3つの問いをセットで持っておくと、勢いのある提案でも冷静にその根拠を点検できます。
解説詳細
正解はCです。この主張には、「伸びそうな5人が選ばれた可能性(サンプルの偏り)」「同時期の繁忙など別要因の見落とし(相関と因果の取り違え)」「5人から全員へ広げる早まった一般化」という弱点が重なっています。それらをまとめて突いているCが、最も強くこの主張を崩します。Aは負担という別の論点、Bは提案者の属性を攻撃する論点ずらし、Dは根拠のない代替主張であり、いずれも元の主張の論理的な欠陥そのものを突いてはいません。