Q.
「在宅勤務を増やすべきだ。出社をやめれば通勤時間がゼロになるからだ」という主張で、「結論」に当たるのはどれか。
ポイント
結論とは主張者が一番言いたいこと、根拠とはそれを支える事実です。両者は役割が違います。まず結論を特定すると、「では、その結論は根拠で支えられているか」という吟味の的が定まる、という点を覚えておきましょう。
ワンポイントアドバイス
資料を読むときは、最初に「結局この資料は何を主張しているのか(結論)」を探して下線を引いてみましょう。結論を一つに絞ったうえで、それ以外の文を「根拠」と「前提」に仕分けていくと、話の骨組みがはっきり見え、どこを疑えばよいかが判断しやすくなります。
解説詳細
正解はBです。結論とは「最終的に言いたいこと」であり、この主張では「在宅勤務を増やすべきだ」がそれにあたります。Aの「通勤時間がゼロになる」は、その結論を支えるために示された根拠です。Cの「出社をやめれば、という条件」は、根拠が成り立つための前提条件にすぎず、言いたいことそのものではありません。Dの「通勤に時間がかかるという一般的な事実」も、話の背景となる事実であって、主張者が一番伝えたい結論ではありません。まず「結局この人は何を主張したいのか」を見つけることが、吟味の出発点になります。