問題 1 / 20
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Q.
クリティカルシンキング(批判的思考)の説明として最も適切なものはどれか。
ポイント
クリティカルシンキングは「相手を批判すること」ではなく、「根拠が結論を支えているかを確かめること」です。そして、その確認は相手だけでなく自分の主張にも向けます。攻撃の技術でも、判断停止の姿勢でもない、という点を押さえておきましょう。
ワンポイントアドバイス
何かの主張を聞いたら、すぐに賛否を決める前に、「この結論を支える根拠は何で、その根拠は本当に成り立つのか」を一度紙に書き出してみましょう。頭の中だけで判断せず、いったん文字にして根拠と結論を分けて眺める癖をつけると、もっともらしい話に流されにくくなります。
解説詳細
正解はAです。クリティカルシンキングとは、主張を前提・根拠・結論に分け、その根拠が結論をきちんと支えているかを吟味する思考の構えのことです。この構えは、相手の主張だけでなく、自分自身の主張に対しても等しく向けるのが特徴です。Bの「言い負かすための話術」やDの「うまく納得させる話し方」は、説得や論破のための技術であって、根拠と結論を吟味することそのものではありません。Cの「結論を出さないまま延々と疑い続ける」姿勢は、疑うこと自体が目的になってしまった懐疑であり、判断を前へ進めるための批判的思考とは別物です。