Q.
労務費計算でいう「消費賃率」の意味として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はCです。消費賃率とは、賃金などの労務費を作業時間で割って求めた、1時間あたりの賃金のことです。この賃率に直接作業時間を掛けて直接労務費を計算します。材料の単価でも電力の料金でも、売上に対する人件費比率でもありません。
ポイント
この問題の核心は、消費賃率が「労務費÷時間=1時間あたりの賃金」だという定義です。つまずきどころは、賃率を金額の総額や比率と混同する点です。賃率は労務費を時間で割った“単価”であり、これに時間を掛けると労務費に戻る、という関係を押さえましょう。
ワンポイントアドバイス
労務費を時間で割って1時間あたりの金額を出す練習をしてみましょう。賃率が分かれば、作業時間を掛けるだけで労務費を見積もれます。賃率という“時間あたり単価”を意識すると、人件費の見積もりや配賦の理解が進みます。
解説詳細
消費賃率とは
消費賃率は、賃金などの労務費を作業時間で割って求めた、1時間あたりの賃金(時間あたり単価)です。直接労務費は「消費賃率×直接作業時間」で計算するため、賃率は労務費計算の単価にあたります。材料費における消費単価と同じ役割を、労務費で果たすのが賃率です。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aは材料の単価の説明で、労務費の賃率ではありません。Bは電力料の単価の説明で、経費に関する話です。Dの売上高に占める人件費の割合は経営分析上の比率であって、1時間あたりの賃金を表す賃率とは異なります。労務費を時間で割った時間あたりの賃金がCの消費賃率です。