Q.
移動平均法を用いる。月初在庫は100個(@120円)、当月に300個(@140円)を受け入れた。この受入直後の平均単価(移動平均単価)はいくらか。
解説まとめ
正解はBです。移動平均単価は「(在庫金額+受入金額)÷(在庫数量+受入数量)」で求めます。在庫12,000円(100個×120円)と受入42,000円(300個×140円)を合計した54,000円を、合計数量400個で割ると135円/個になります。単純な120と140の中間(130円)ではない点に注意します。
ポイント
この問題の核心は、移動平均単価が「金額合計÷数量合計」で決まることです。つまずきどころは、単価120円と140円を単純に平均して130円としてしまう点です。数量に重みをつけた加重平均になるので、金額ベースで計算します。
ワンポイントアドバイス
平均単価を出すときは、まず在庫と受入それぞれの「金額」を計算し、合計金額を合計数量で割る手順を踏みましょう。数量が偏っているときは単純平均と答えがずれます。金額→数量の順に集計する型を身につけると、計算ミスが減ります。
解説詳細
移動平均単価の計算
移動平均法では、受入のつど、在庫金額と受入金額を合算し、合計数量で割って新しい平均単価を求めます。本問では在庫金額が100個×120円=12,000円、受入金額が300個×140円=42,000円です。合計金額54,000円を合計数量400個で割ると、54,000÷400=135円/個になります。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aの130円は120円と140円を単純平均した値で、数量の偏り(100個と300個)を反映していないため誤りです。Cの140円は受入単価そのままで、月初在庫を加味していません。Dの120円は月初在庫単価そのままで、受入を加味していません。数量で重みづけした加重平均は135円となり、Bが正解です。