Q.
A案は費用2万円で効果8万円、B案は費用5万円で効果15万円が見込める。費用対効果(効果÷費用)の考え方で比べたとき、最も適切な説明はどれか。
解説まとめ
正解はCです。費用対効果を効果÷費用で計算すると、A案は8万円÷2万円で4倍、B案は15万円÷5万円で3倍となります。したがって、投じた費用に対する効果の比はA案のほうが高く、費用対効果に優れています。効果の金額そのものはB案のほうが大きいですが、費用対効果は「費用あたりの効果」で比べる点に注意が必要です。
ポイント
この問題の核心は「効果の絶対額」と「費用対効果(効果÷費用)」を区別することです。効果の金額が大きいほど費用対効果も高い、とは限りません。費用1円あたりどれだけの効果を生むか、という割合で見るのが費用対効果の考え方です。
ワンポイントアドバイス
複数の案を比べるときは、効果の金額だけでなく「効果÷費用」を計算して、費用あたりの効果をそろえて比べてみましょう。金額の大きさに目を奪われず、割合で見ることで、限られた予算をどこに使うと最も得かが判断しやすくなります。
解説詳細
費用対効果は「効果÷費用」の比で見る
費用対効果は、効果の金額を費用で割った比で評価します。A案は効果8万円を費用2万円で割って4倍、B案は効果15万円を費用5万円で割って3倍です。費用1円あたりの効果はA案が大きく、費用対効果ではA案が優れています。なお、どちらに投資すべきかは予算の制約や目標額にもよりますが、「費用あたりの効果」という指標で比べる限り、A案が上回ります。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aの「効果の金額が大きいB案が必ず高い」は、効果の絶対額と費用対効果を混同しており誤りです。Bの「A案のほうが効果の金額も大きい」は、効果はB案15万円のほうが大きいため事実に反します。Dの「差はない」も、効果÷費用が4倍と3倍で明確に差があるため誤りです。比で計算したCが正しい説明です。