Q.
月5万円で導入したツールにより、毎月20時間の作業が削減できた。この作業の人件費は1時間あたり3千円である。このツールの費用対効果について、最も適切な説明はどれか。
解説まとめ
正解はBです。削減できた効果を金額に換算すると、20時間×3千円で月6万円になります。これに対しツールの費用は月5万円なので、効果6万円が費用5万円を上回り、差し引き月1万円の得になります。よって、このツールは費用対効果が見合っているといえます。時間を金額に換算すれば、費用と効果は同じ単位で比べられます。
ポイント
この問題の核心は「時間削減を金額に換算して費用と比べる」ことです。20時間×3千円という掛け算で効果を金額化し、費用5万円と並べれば判断できます。単位が違うから比べられない、という考えは、換算すれば解消できると理解することが重要です。
ワンポイントアドバイス
ツールや外注を検討するときは、「削減時間×時間単価」で効果を金額に直し、費用と並べて引き算してみましょう。効果から費用を引いてプラスなら見合っている、マイナスなら見直し、と判断できます。数字に置き換えるだけで、迷わず説明できるようになります。
解説詳細
効果を金額に換算して費用と比べる
費用対効果を判断するには、効果と費用を同じ単位にそろえます。ここでは削減できた時間が効果なので、金額に換算します。月20時間の削減に、1時間あたり3千円をかけると、20×3,000=6万円が月あたりの削減効果です。これに対し費用は月5万円です。効果6万円から費用5万円を引くと、月1万円のプラスとなり、ツールは費用以上の効果を生んでいると判断できます。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aは効果を3万円としていますが、これは時間単価の掛け算を誤った数字で、正しくは6万円です。Cは効果を10万円としており、これも20時間×3千円=6万円という計算と一致しません。Dの「単位が違うため計算できない」は誤りで、時間に単価をかければ金額に換算でき、費用と比較できます。正しく6万円と5万円を比べたBが適切です。