Q.
クロージングの場面で、顧客が即決せず「いったん持ち帰って検討したい」と保留したとき、最も適切な対応はどれか。
解説まとめ
正解はDです。保留に対しては、検討の理由(懸念・社内調整・時期)を確認し、次に何をいつ決めるかを合意して、商談を前進させることが適切だからです。即値引きは価値ではなく価格で決めさせ、放置の待ちは案件を止め、強引な押し切りは信頼を損ないます。
ポイント
この設問の核心は、保留を「終わり」ではなく「次のステップの設計」として扱う点です。検討の中身を特定し、次の期日と論点を合意すれば案件は進みます。保留を放置したり、焦って値引きや押し込みに走ったりするのが、つまずきどころです。
ワンポイントアドバイス
「持ち帰りたい」と言われたら、「どのあたりを検討されますか」「いつ頃お返事をいただけそうですか」と次の一歩を一緒に決めてみましょう。検討の論点と期日が決まれば、案件は宙に浮きません。次回までに用意すべき材料も、その場で確認しておくのが効果的です。
解説詳細
保留への向き合い方
顧客の保留は、まだ解消されていない懸念や、社内調整・時期の都合があることを示すサインです。何を検討するのか(論点)、いつ決めるのか(期日)、誰が判断するのか(決裁者)を確認し、次のステップを合意することで、案件を止めずに前へ進められます。
なぜ他の選択肢が誤りなのか
Aの「大幅値引きで即決」は、価値ではなく価格で決めさせ、利益と価値の印象を損ないます。Bの「一切連絡せず待つ」は、案件が宙に浮き、競合に入り込む隙を与えます。Cの「強く迫って押し切る」は、信頼を壊し、たとえ受注しても後の関係に響きます。理由を確認して次を合意するDが、保留への適切な対応です。