Q.
内部通報制度における「通報者保護」の原則として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は C です。通報者保護の原則とは、正当な通報をした社員に対し、解雇や降格などの不利益な取扱いをしてはならないというものです。報復を恐れて通報をためらわせないための仕組みです。氏名の全社公開や、必ず昇進・必ず解雇といった扱いは、いずれも誤りです。「報復してはならない」という核を押さえましょう。
ポイント
通報者保護の核心は「報復の禁止」です。通報したことを理由に不利益を与えれば、誰も声を上げられなくなり、制度が機能しなくなります。正当な通報であることが前提であり、氏名の公開や一律の処遇とは関係がない点を区別しておきましょう。
ワンポイントアドバイス
もし周囲で通報をした人がいても、その人を責めたり詮索したりしないようにしましょう。通報は組織を守る正当な行為です。自分が通報する側になったときも、保護の仕組みがあることを知っておくと、安心して声を上げられます。制度を信頼できる空気づくりが大切です。
解説詳細
通報者保護の原則
正解はCです。通報者保護は、正当な通報をした社員に対して、解雇・降格・配置転換などの不利益な取扱いをしてはならないという原則です。報復への不安を取り除くことで、不正を早期に把握できるようにします。
他の選択肢が誤りである理由
Aの「氏名を全社に公開」は、むしろ通報者を危険にさらすため誤りです。Bの「必ず昇進させる」は保護とは別の話で、過剰な優遇は制度の趣旨に反します。Dの「事実でなければ常に解雇」は、正当な通報まで萎縮させてしまい、保護の原則と相いれません。