Q.
クラウドの「責任共有モデル」の考え方として最も適切なものはどれか。
ポイント
責任共有モデルの核心は、「事業者と利用者で守る範囲を分ける」という点にあります。大切なのは、その境界がどこにあるのかを正しく理解することです。すべてを任せるのでも、すべてを背負うのでもなく、線引きを把握することが要になります。
ワンポイントアドバイス
クラウドを導入するときは、「どこから先が自社の責任になるのか」を一覧にして確認してみましょう。境界をはっきりさせておくと、抜けや漏れのあるセキュリティ対策を防げます。導入の初期に、自社が守るべき範囲を書き出して点検しておくのが効果的です。
解説詳細
正解はAです。責任共有モデルとは、事業者が基盤側を、利用者がデータやアクセス管理側を担うといった形で、責任を分担する考え方です。Bの「すべてを事業者だけが負う」や、Cの「すべてを利用者だけが負う」というように、責任を一方だけに寄せる考え方ではありません。Dの「責任の所在を特に決めずに運用する」のも誤りで、責任共有モデルはむしろ、どこからどこまでを誰が守るのかをはっきり分けることに意味があります。