数字
キャッシュフロー問題集
問題 20 / 20
←
Q.
ある会社のCFが「営業CF:プラス/投資CF:マイナス/財務CF:マイナス」であった。この符号パターンの読み解きとして最も適切なものはどれか。
ポイント
営業+・投資−・財務−は、「本業で稼ぎ、投資し、返済・還元する」という健全な成熟局面のパターンです。3区分の符号の組み合わせを読むことで、その会社が今どんな状態にあるのかを読み取れる、という点が核心です。
ワンポイントアドバイス
決算書を受け取ったら、3区分の符号を「+−−」のように並べて読む癖をつけてみましょう。符号のパターンを眺めるだけで、その会社が今どの局面にいるのか、最初の仮説を立てられます。細かい数字を追う前の、全体像をつかむ入口として活用してみてください。
解説詳細
正解はDです。営業CFがプラスは「本業で現金を稼げている」、投資CFがマイナスは「将来へ投資している」、財務CFがマイナスは「借入返済や配当で資金を払い出している」ことを意味します。これらを合わせると、本業で稼いだ現金で投資をまかない、さらに返済や還元まで行えている、成熟・健全な局面だと読み解けます。Aの「本業が赤字」やBの「本業の現金が無い」は、営業CFがプラスである事実と矛盾します。Cの「借入を増やして大型投資を進める立ち上げ期」も、財務CFがマイナス(返済側)であることと合いません。立ち上げ期なら、ふつう財務CFはプラス(調達側)になります。