数字
キャッシュフロー問題集
Q.
CF計算書が一会計期間について示しているものとして、最も適切なものはどれか。
ポイント
CF計算書の主役は「現金及び現金同等物の増減と、その要因」です。利益でも残高でもなく、“現金の動き”を見るための表だ、という点が核心です。同じ決算書のなかでも、PLは利益、BSは残高、CFは現金の動き、と役割を分けて覚えておきましょう。
ワンポイントアドバイス
「利益は出ているのに資金が苦しい」という声を聞いたら、PLではなくCF計算書を開いてみましょう。どの区分で現金が出ていったのかを確認すると、資金が苦しい原因の入口が見えてきます。利益の表と現金の表を使い分ける習慣をつけてください。
解説詳細
正解はBです。CF計算書は、一会計期間のあいだに「現金及び現金同等物」がいくら増減したか、そしてその増減がどの活動から生じたのかを示す表です。残高そのものではなく、「現金がどう動いたか」を見るための書類だと考えてください。Aの売上高はPLで示される項目で、現金の増減そのものではありません。Cの純資産は、ある時点の残高を示すBSの項目であり、これも現金の動きとは別です。Dの法人税の支払額は、CF計算書のなかに現れる内訳の一項目にすぎず、CF計算書全体が示すものではありません。