Q.
CAC(顧客獲得コスト)の基本的な計算式として正しいものはどれか。
解説まとめ
正解はAです。CACは「新規獲得にかかった総コスト ÷ 新規獲得顧客数」で求めます。かけた費用を獲得できた人数で割ることで、1人あたりの獲得単価が出ます。BやDは式の組み立てが逆だったり掛け算になっていたりして単価になりません。Cは分子と分母が獲得効率を表す式になっていません。
ポイント
CACは「コストを件数で割る」単価系の指標です。分子に費用、分母に獲得した顧客数を置く、という順番を固定で覚えましょう。割り算の向きを逆にすると意味が反転してしまうため、まず式の形を正確に再現できることが大切です。
ワンポイントアドバイス
新しい指標に出会ったら、まず「何を何で割っているか」を言葉にしてみましょう。CACなら「コストを人数で割る」と口に出して確認すると、計算ミスや向きの取り違えを防げます。
解説詳細
単価=コスト÷件数の形
CACは「新規獲得にかかった総コスト ÷ 新規獲得顧客数」で計算します。これは「1個あたりいくら」を求めるときの一般的な形で、総額を件数で割って単価を出す考え方です。分子に費用、分母に獲得人数を置くと、1人を獲得するのにかかった平均コストが得られます。
他の選択肢がなぜ誤りか
Bは「顧客数 ÷ コスト」で割り算の向きが逆であり、これでは1円あたりの獲得人数という別の指標になります。Dは「コスト × 顧客数」と掛け算になっており、費用を膨らませた数字にしかならず単価にはなりません。Cは「売上 ÷ コスト」で、これは費用対効果(ROASに近い発想)を測る式であって、1顧客あたりの獲得コストを表しません。CACでは必ず費用を獲得顧客数で割る、という形を崩さないことが重要です。