経営
ビジネスモデル問題集
Q.
「収益の流れ」と「コスト構造」を分けて捉えることの利点として最も適切なものはどれか。
ポイント
収益とコストを別軸で見る利点は、「どこで稼ぎ、どこで使うか」を分けて、利益が出る構造かどうかを点検できることです。売上が自動で増えるわけでも、顧客が不要になるわけでもない、という点に注意しましょう。
ワンポイントアドバイス
事業をレビューするときは、「収益が増える打ち手」と「コストが下がる打ち手」を、別々のリストに分けて書き出してみましょう。両者を切り分けて並べると、それぞれが利益にどう効くのかを取り違えず、優先順位をつけやすくなります。
解説詳細
正解はAです。収益の流れ(稼ぎ方)とコスト構造(費用のかかり方)を分けて捉えると、どこで稼ぎ、どこに費用がかかるのかを別々に見渡せます。その結果、両者の差し引きで利益が残る構造になっているかどうかを、筋道立てて判断できるようになります。Bの「売上が自動的に大きくなる」や、Cの「顧客を増やさなくてよくなる」、Dの「競合の戦略をそのまま真似できる」は、いずれも収益とコストを分けて捉えることで得られる効果ではありません。分けて見ることの利点は、あくまで利益構造を点検しやすくなる点にあります。