Q.
「損益予算」と「資金予算」の役割分担として最も適切なものはどれか。
ポイント
もうけ(損益)と現金(資金)は別物だという点が核心です。利益が出ていても、手元の現金が尽きれば事業は回らなくなります。だからこそ、損益予算と資金予算の両方が必要になる、という関係を押さえておきましょう。
ワンポイントアドバイス
売上計画を立てたら、それで終わりにせず、入金のタイミング(締めや回収サイト)も合わせて置いてみましょう。利益と現金のあいだに生じるズレを、資金予算のなかで先回りして確認しておくと、後々の資金繰りに慌てずにすみます。
解説詳細
正解はAです。損益予算は収益と費用を計画して利益の見通しを立てるもの、資金予算は現金の入金と出金を計画して資金繰りの見通しを立てるもので、役割が分かれています。Bのように両方とも現金だけを扱うのではなく、損益予算はもうけを、資金予算は現金を見ます。Cの対象を設備投資や人件費に限定する説明も、Dの税務署提出専用とする説明も、いずれも誤りです。