数字
損益分岐点分析問題集
Q.
「変動費」の説明として最も適切なものはどれか。
ポイント
変動費の本質は、「操業度に比例する」という点にあります。生産や販売がゼロであれば、原則として変動費もゼロになります。固定費とは逆に、活動量に応じて総額が増えたり減ったりする費用なのだ、と理解しておきましょう。
ワンポイントアドバイス
見積りを作るときは、「数量が2倍になれば総額も2倍になる費用」だけを変動費として原価に積んでみましょう。こうしておくと、数量が変わったときの試算をすばやく行えます。変動費と固定費を切り分けて見積もる習慣が、後々の判断を速くしてくれます。
解説詳細
正解はBです。変動費とは、操業度(生産量や販売量)に比例して、総額が増減する費用のことです。代表例は、材料費や仕入原価などです。Aの「総額が一定の費用」は固定費の説明です。Cの「毎月決まった日に支払う費用」も、定額で発生するという点で固定費的なものであり、変動費ではありません。Dの「一度払えば翌年以降は発生しない費用」は一時的な費用であって、いずれも変動費の定義には当てはまりません。売れた量に比例して動くのが変動費だ、という点を押さえましょう。