マーケティング
ブランド戦略・価値訴求問題集
Q.
価値訴求における「バリュー・プロポジション」を最も適切に説明したものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。バリュー・プロポジションとは、「誰に・どんな価値を・なぜ自社から得るべきか」を一言で示した提供価値の宣言です。顧客の課題、自社が提供できる価値、競合では得にくい独自性の三つがそろうと、強い提案になります。予算や見積金額とは別の概念です。
ポイント
核心は「対象顧客 × 提供価値 × 競合優位」をひとまとめにした提供価値の宣言だという点です。三要素のどれが欠けても提案が弱くなります。社内資料や金額と混同しないことがつまずきどころです。
ワンポイントアドバイス
「(対象顧客)が(課題)を解決するために、自社は(独自の価値)を提供します」というテンプレートを埋めてみましょう。埋まらない欄が、考えの抜けている部分です。一文で言い切れるまで磨くと、営業も発信もぶれにくくなります。
解説詳細
バリュー・プロポジションは「提供価値の宣言」
バリュー・プロポジションは、対象顧客に対して自社が提供できる固有の価値を、競合との違いを含めて一言で表したものです。Bはこの定義に一致するため正解です。顧客の課題に直結し、競合では得にくく、自社が確かに提供できる、という三点がそろうほど提案力が高まります。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの組織体制図は社内構造の話で、顧客への提供価値とは無関係です。Cの広告予算は投資の話であり、価値の中身を示すものではありません。Dの見積金額は個別取引の価格であって、ブランド全体の提供価値の宣言ではありません。いずれも「誰に・どんな価値を・なぜ自社から」という提供価値の定義から外れています。