DISCOVER #07仕事
「頑張りました」が報告にならないのはなぜ?
報告を受ける人が知りたいのは「どれだけ頑張ったか」より「いまどうなっていて、次どうするか」です。
約3分思い込みをほどく

QUESTION
Q先輩に頼まれた資料づくり。「すごく頑張りました!」と報告したら、先輩は困った顔に。何が足りなかったのでしょう?
SCENE
△ 伝わりにくい報告
- 結論(なし)「すごく頑張りました!」
- 事実「いろいろ調べて、遅くまでやりました」
- 次の行動(なし)
○ 伝わる報告
- 結論「資料は8割できました。明日の正午に提出できます」
- 事実「5社分のうち4社をまとめ終え、残り1社はデータ待ちです」
- 次の行動「データが今日届かなければ、4社分で一度見ていただけますか」
伝わる報告は「結論・事実・次の行動」がそろっていて、聞き手がすぐ判断できる。
WHY
頑張ったことを伝えたい気持ちは自然です。でも、報告を受ける人(上司や先輩)は、その報告をもとに判断をしなければなりません。
- 予定どおり進んでいる? 遅れそう?
- 手伝いが必要? ほかの人に頼む?
- お客さんや上の人に何と伝える?
「頑張りました」は、この判断の材料になりません。努力の量は伝わっても、仕事の状態がわからないからです。
報告の3点セット
- 結論:いまどうなっているか(できた/何割/遅れそう)
- 事実:そう言える根拠(数・期限・残っている作業)
- 次の行動:これから何をするか、何をお願いしたいか
伝わる報告の例では、最初の一文で「8割、明日正午に提出」とわかります。次に残りの作業とその理由がわかり、最後に「こうなったらこうしたい」と相談まで入っています。先輩は「それでOK」と答えるだけで済みます。
頑張りはどこで伝わる?
頑張りは、事実の中身で自然に伝わります。「5社分を調べた」「データ待ちを先回りして相談している」こと自体が、きちんと仕事をしている証拠です。
報告の前に「結論・事実・次の行動」の3つを一行ずつメモしてから話すと、それだけで伝わり方が変わります。
TODAY'S DISCOVERY
報告は「結論・事実・次の行動」で。頑張りは言葉ではなく、事実の中身で伝わる。