担当者はあんなに乗り気だったのに、なぜか契約にならない。「いいですね、検討します」と言われたまま、話が止まる。後から知らない部署の反対で白紙になり、上司に「あの件、今どうなってる?」と聞かれても、うまく答えられない——法人営業に配属されたばかりの頃、こうした「手応えはあるのに決まらない」という壁にぶつかる人は少なくありません。
その正体は、あなたの感じの良さや努力の不足ではありません。個人にモノを売る感覚のまま会社に営業すると、見えない関係者と長い検討に足をすくわれるからです。会社相手の営業=法人営業には、法人ならではの「流れ」と「関係者」があります。
この法人営業入門では、その流れと関係者を初めての人でも掴めるように整理します。終えると、次の3つができるようになります。法人営業が個人向け営業とどう違うかを説明できること、引き合いから受注・継続までの流れを順番に説明できること、そして自分の担当案件(例)について、関係者と今いる段階をひも付けて整理できることです。覚えて帰る型は「誰が関わるかを見分ける → 流れのどの段階かを掴む → 次の一手を決める」。本講座では、ある中堅メーカー(例)に勤怠管理システム(例)を提案する1つの法人案件を、引き合いから受注・継続まで追いかけます。窓口の人事担当・決裁する部長・実際に使う現場という、複数の登場人物を出し続けます。
本講座は「法人=組織を相手にする流れ全体」に絞ります。営業プロセスそのものの基礎(準備からアプローチ、クロージング、フォローまで)は営業の基礎が、相手の課題を引き出すヒアリングの深掘りはヒアリング力入門が、刺さる提案そのものの作り込みはソリューション営業入門が、それぞれ正本です。各論のテクニックには立ち入らず、必要なところで送客します。
この講座のポイント
- 法人営業が個人向け営業とどう違うか(相手が組織であること、複数の関係者がいること、検討に時間がかかること)を、自分の言葉で説明できる。
- 引き合いから受注までの法人営業の流れを、各段階で営業がやることとあわせて順番に説明できる。
- 法人案件に関わる複数の関係者を見分け、それぞれが何を気にしているか、誰の合意が必要かを整理できる。
- 受注後にやること(定着・追加・更新)と、自分の案件が今どの段階かを、関係者とひも付けて整理できる。
法人営業とは何か——個人向け営業と違う3つの特徴
この章のゴール
法人営業が個人向け営業とどう違うか(相手が組織であること、複数の関係者がいること、検討に時間がかかること)を、自分の言葉で説明できる。
法人営業とは「会社という組織」に売る営業
法人営業とは、相手が個人ではなく「会社(組織)」である営業のことです。同じ「売る」でも、相手が個人か会社かで、決まり方からして違います。
その違いがはっきり出るのが、価格や条件の決まり方です。中小企業白書は、一般に個人向け(BtoC)の取引は市場取引で価格が決まるのに対し、企業間(BtoB)の取引は特定の取引先との交渉を行い、双方が合意することで取引条件が決まる、と整理しています(出典:中小企業白書2020年版「取引関係と中小企業」)。個人向けなら、お客さまは値札を見て「買う・買わない」を自分で決めます。ところが会社相手では、価格も納期も条件も、相手と話し合って双方が「これでいきましょう」と合意して初めて決まります。つまり法人営業は、最初から「相手の合意を取りに行く」営業なのです。
しかも、その相手は1人の意思では動きません。中小企業白書は、企業間の取引構造はしばしばサプライチェーン(原材料から消費者まで供給のつながり)として捉えられるが、現実にはもっと複雑な取引構造が形成されている、と述べています(出典:中小企業白書2020年版「取引構造の実態」)。会社を相手にするとは、単独の人ではなく、組織やつながりを相手にするということです。
個人向けと違う3つの特徴——相手が複数・会社の都合で動く・時間がかかる
個人向け営業と違う法人営業の特徴を、3つに分けて押さえましょう。
1つ目は、相手が複数だということ。会社では、あなたとやり取りする窓口の人、お金を出すと決める人、実際にそれを使う現場が、同じとは限りません。共通例で言えば、勤怠管理システム(例)の問い合わせ窓口は人事担当(例)でも、買うかどうかを決めるのは別の部長(例)で、毎日それを使うのは各部署の現場(例)です。
2つ目は、買う理由が「会社の都合」で動くこと。個人なら「気に入ったから」で買えますが、会社は担当者の好みでは動きません。コストに見合うか、業務が改善するか、社内で合意が取れるか——そうした会社の事情で判断されます。中小企業白書が、大手企業を頂点とした重層的な取引構造を「系列取引」と呼び、その中で中小企業が「下請事業者」として相対的に立場の弱い存在になりうると指摘するように(出典:中小企業白書2020年版「中小企業と下請構造」)、会社にはそれぞれ既存の取引関係や社内の力関係があり、その都合の上で「買う・買わない」が決まります。
3つ目は、検討に時間がかかること。その場で「じゃあ買います」とはならず、相手の社内を通すプロセスがあるため、結論が出るまで時間がかかりやすいのです。担当者が乗り気でも、社内検討で止まる——冒頭の「決まらない」は、ここから生まれます。
この3つを、共通例で一度つなげてみましょう。中堅メーカー(例)に勤怠管理システム(例)を売る場面では、相手は人事担当(例)1人ではなく、決裁する部長(例)と使う現場(例)を含む組織です(相手が複数)。買う理由も「人事担当が気に入ったから」ではなく、残業集計の手間が減るか、費用に見合うかという会社の都合です(会社の都合で動く)。そして、人事担当(例)が社内で稟議を回し、部長(例)の承認を得るまでに何度かやり取りが要ります(時間がかかる)。個人にモノを売るのとは、出発点から違うことが分かります。
「気に入ってもらえれば売れる」という個人営業の持ち込みがつまずく
ここでのつまずきは、個人向けの感覚をそのまま持ち込むことです。「目の前の担当者=お客さん全部」と思い込み、その1人に気に入ってもらえれば売れる、と考えてしまう。実際には、窓口に好かれても、決める人が費用に納得せず、使う現場が反対すれば、話は前に進みません。法人営業は、1人を口説く競技ではなく、会社という組織の「みんなのいいね」を集める競技だと、最初に捉え直しておきましょう。なお、営業プロセスそのものの進め方(準備からクロージングまで)の基礎は営業の基礎で扱うので、本講座はそれを「法人=組織相手」という条件で上書きしていきます。
この章の確認(演習)
自分(または身近)の法人案件(例)を1つ思い浮かべ、登場人物を「やり取りする窓口は誰/買うと決めるのは誰/実際に使うのは誰」の3つに分けて書き出してください。そのうえで、「この案件は個人向け営業と何が違うか」を、相手・理由・時間の3点で1〜2文にまとめてみましょう。
法人営業の流れ——引き合いから受注までを段階で掴む
この章のゴール
引き合いから受注までの法人営業の流れを、各段階で営業がやることとあわせて順番に説明できる。
法人案件は段階を踏んで進む——本講座で5段階に整理する
法人案件は、いきなり「買ってください」で決まりません。段階を踏んで進みます。本講座では、その流れを次の5段階に整理して追いかけます(この区分は、初めての人が全体像を掴むための本講座の整理です)。
①引き合い・接点づくり、②課題のヒアリング、③提案・見積もり、④社内検討の後押し、⑤受注・契約——この順番です。共通例の勤怠管理システム(例)の案件で言えば、展示会や問い合わせで人事担当(例)と知り合うのが①、勤怠管理で何に困っているかを聞くのが②、解決策と費用を示すのが③、人事担当(例)が部長(例)に上げる社内検討を助けるのが④、そして契約が⑤です。大事なのは、「いま②が終わって③に入るところ」と、自分の案件を段階で言えるようになることです。
各段階で営業がやることを一文で押さえる
段階の名前だけでなく、各段階で営業が何をするかを押さえましょう。
①引き合い・接点づくりでは、誰に・どんな価値を届けるかを決めて、知ってもらいます。J-Net21は、限られた経営資源を集中するために「顧客の絞り込み」が有効だとし(出典:J-Net21「商品開発・市場開拓のための基本方針」)、中小企業白書も、成長企業はターゲットとする顧客とその価値を明確にした割合が高いことを示しています(出典:中小企業白書2023年版「成長に向けた戦略」)。最初に「誰に売るか」を決めるのが、この段階です。①の接点づくりを非対面(メールやオンライン)で行う動き方はインサイドセールス入門で詳しく扱います。
②課題のヒアリングでは、相手の会社が何に困っているかを聞きます。J-Net21は、既存顧客の声を集めたり利用状況を調べたりするのは最も有効で、意見を定期的に集める体制を築くべきだと述べています(出典:J-Net21「商品開発・市場開拓のための社内外の組織・体制づくり」)。何を売るかより先に、相手の困りごとを掴むのがこの段階です。質問の深掘りの仕方そのものはヒアリング力入門へ。
③提案・見積もりでは、聞いた課題に対する解決策と費用を示します。ここは受注の山場です。中小企業白書は、販売先数を増やせた企業と減らした企業の差が最も大きいのが「提案力・企画力」であり、販売先のニーズを踏まえた提案力・企画力が重要だと指摘しています(出典:中小企業白書2020年版「取引関係と中小企業」)。提案そのものの作り込みはソリューション営業入門が正本です。
④社内検討の後押しでは、相手が社内を通すのを助けます。ここが法人営業ならではの段階です。個人向けなら「買う・買わない」は相手が自分で決めますが、会社では窓口の人事担当(例)が部長(例)に稟議を上げ、現場(例)の理解も取りつける、という社内プロセスを越えなければなりません。営業にできるのは、窓口の人事担当(例)が部長(例)に説明しやすいよう、費用対効果を一枚にまとめて渡したり、現場(例)の懸念への答えを用意したりして、相手の社内説得を肩代わりすることです。⑤受注・契約で、双方が合意して条件が決まります。
段階を飛ばす・今どの段階か言えない、というつまずき
つまずきは2つです。1つは段階を飛ばして、ヒアリングもそこそこに最初から提案へ突っ込むこと。困りごとを掴まないままの提案は刺さりません。J-Net21が、商品開発・市場開拓は「頑張って営業してこい」と言うだけでは成果が出ず、3C・4P・SWOTといった見方を踏まえて準備する必要があると述べるように(出典:J-Net21「商品開発・市場開拓のための社内外の組織・体制づくり」)、法人営業も気合いではなく段取りで進めます。もう1つは、自分の案件が今どの段階か分からず「なんとなく進めている」状態。段階で言えないと、次の一手も決められません。
この章の確認(演習)
共通例の案件(または自分の案件)を、①引き合い・接点づくり ②課題のヒアリング ③提案・見積もり ④社内検討の後押し ⑤受注・契約 の5段階に並べてください。そのうえで、各段階で「営業がやること」を一言ずつ書き、自分の案件が今どの段階にいるかを指さしてみましょう。
誰が「買う」を決めるのか——関係者と社内の合意
この章のゴール
法人案件に関わる複数の関係者を見分け、それぞれが何を気にしているか、誰の合意が必要かを整理できる。
法人では「窓口=決める人」とは限らない
第1章で、法人営業は「相手の合意を取りに行く」営業だと押さえました。ここを掘り下げます。中小企業白書が、BtoB取引は特定の取引先との交渉を行い双方が合意することで条件が決まり、受注側が条件を通すには発注側との交渉の機会を持つ必要がある、と述べているとおり(出典:中小企業白書2020年版「取引関係と中小企業」)、法人営業では「相手=会社の合意」を、しかも話せる場を持ったうえで、取りに行く必要があります。
ところがこの「相手」は、1人ではありません。やり取りする窓口、お金を出すと決める人、実際に使う現場が、同じとは限らないのです。共通例で見てみましょう。勤怠管理システム(例)の窓口である人事担当(例)は導入に前向きでも、決裁する部長(例)は費用に渋り、毎日入力することになる現場(例)は「手間が増える」と難色を示す——こういう状況が、ごく普通に起こります。窓口1人が「いいですね」と言っても、それは会社が「買う」と決めたことにはならないわけです。
関係者ごとに気にしている所が違う
ここで効いてくるのが、関係者ごとに見ている所(評価軸)が違う、という事実です。同じ勤怠管理システム(例)でも、決裁する部長(例)が気にするのは費用対効果、使う現場(例)が気にするのは使いやすさ・手間、窓口の人事担当(例)が気にするのは社内をまとめる手間、というように、関心がバラバラです。だから、決裁者にも現場にも同じ話し方をしていると、どこかが納得せず止まります。
中小企業白書は、価格転嫁できた企業とできなかった企業の差が最も大きいのも「提案力・企画力」であり、独自の力を磨くとともに取引先に積極的に企画・提案することが重要だとしています(出典:中小企業白書2020年版「取引関係と中小企業」)。さらに、受注側は発注側の置かれた事業環境にも目を向けて取引方針を検討する必要がある、とも述べています(同)。これは法人営業に置き換えれば、「窓口の都合だけでなく、相手の会社の社内事情や現場の関心まで見て、それぞれの関心に応える提案をする」ということです。誰が何を気にしているかを見分け、その一つひとつの納得を積み上げる——これが「みんなのいいねを集める」中身です。相手それぞれの本音や課題を引き出す質問の準備はヒアリング力入門で扱います。
窓口1人を口説けば決まる、という思い込みがつまずく
つまずきは、窓口1人を口説けば案件が決まると思い込むことです。窓口に好かれること自体は大切ですが、それと「会社が買うと決めること」は別です。もう1つのつまずきは、決裁者の関心(費用対効果)と現場の関心(使いやすさ)を同じものとして、ひとまとめに話してしまうこと。相手によって響くポイントは違います。誰に・何を・なぜ伝えるかを、関係者ごとに分けて考えましょう。
この章の確認(演習)
共通例(または自分の案件)の関係者を、「やり取りする窓口」「買うと決める人」「実際に使う現場」の3つに分けてください。そのうえで、それぞれが「何を気にしているか」を、費用・手間・効果などから1つずつ書き出し、「この案件は、誰の納得がまだ取れていないか」を一言で言ってみましょう。
受注のあと——継続・関係づくりと案件の見える化
この章のゴール
受注後にやること(定着・追加・更新)と、自分の案件が今どの段階かを、関係者とひも付けて整理できる。
法人営業は「売って終わり」ではない
契約できたら一安心、と担当を離れたくなりますが、法人営業の本番はむしろここからです。受注後にやることは大きく3つあります。導入したものが現場で使われるよう支える「定着支援」、別の部署や拠点へ広げる「追加・展開」、そして次の更新や紹介につなげる「関係づくり」です。
受注後も接点を持ち続ける意味は大きいものです。J-Net21は、顧客と接点を持つと製品の改良に役立つ要望が得られるうえ、普段から信頼を築けていればトラブル時にも理解を得やすく、リスク対策にもなる、と述べています(出典:J-Net21「顧客とのコミュニケーションの仕組み」)。共通例で言えば、勤怠管理システム(例)が導入された後、現場(例)で実際に使われているかを確認し、困りごとを拾い、改善につなげる——この積み重ねが、解約を防ぎ、次につながります。
ここで第3章の「関係者ごとに気にする所が違う」が、受注後にもう一度効いてきます。導入前は費用を気にしていた部長(例)は、導入後は「投資した分の効果が出ているか」を見ますし、使う現場(例)は「結局使いやすくなったか」を見ます。受注後に向き合う相手と関心は変わるので、誰に何を確認するかも変わるわけです。窓口の人事担当(例)とだけ話して終わらせず、決める人・使う現場それぞれの満足を確かめておくと、更新のときに強い味方になります。
既存顧客の声から、追加・他部署への展開が生まれる
受注後の関係づくりは、次の案件の種にもなります。J-Net21は、既存顧客の声を集めると、現状の改良で満足度が高まるだけでなく、思いもよらない使い方が分かれば既存商品を調整して別の市場へ投入し、思わぬヒットになることもある、と述べています(出典:J-Net21「商品開発・市場開拓のための社内外の組織・体制づくり」)。共通例なら、ある拠点で定着した勤怠管理システム(例)を「別の拠点でも使えそうだ」と提案する、といった展開です。受注後に課題を深掘りして追加提案へつなげる進め方そのものはソリューション営業入門で扱います。
ただし、1つの取引先・1つの案件に頼り切るのは危うい、という点も押さえておきましょう。中小企業白書は、売上を増やしている受注側事業者の傾向として、販売先数を増やしていること、取引の中心は持ちつつも過度に依存していないこと、主要取引先の見直しを行っていることを挙げ、既存の取引関係を維持するだけでなく見直しも重要だとしています(出典:中小企業白書2020年版「取引関係と中小企業」「まとめ」)。受注後の継続・拡大に取り組みつつ、特定の相手に依存しすぎない——この両輪が、続く営業をつくります。
流れ(段階)×関係者(役割)を一枚で見て「今どこにいるか」を言う
ここまでの第2章(流れの段階)と第3章(関係者の役割)を、最後に一枚に重ねます。これが、上司に「今どうなってる?」と聞かれて答えに詰まらないための、本講座の見える化のやり方です。自分の案件について、「今は流れの何段階か(第2章)」「関係者は誰で、それぞれ何を気にしているか、まだ誰の納得が取れていないか(第3章)」「だから次の一手は何か」を、ひも付けて言えるようにします。共通例なら、「今は③提案が終わって④社内検討の後押し。窓口は人事担当(例)、決裁は部長(例)が費用を気にしている、現場(例)の使い勝手は確認済み。次の一手は、部長(例)向けに費用対効果を一枚で示すこと」——このように言えれば十分です。
この章の確認(演習)
共通例(または自分の案件)について、「今は流れの何段階か」「関係者は誰で、まだ誰の納得が取れていないか」「次の一手は何か」を、ひも付けて1〜2文で書いてください。受注済みの案件なら、「定着・追加・更新」のどれを次に仕掛けるかも書き添えましょう。
まとめ
法人営業とは、相手が個人ではなく「会社という組織」である営業です。値札を見て1人が決める個人向けと違い、双方が合意して条件が決まるため、目の前の担当者1人ではなく、複数の関係者の納得を、時間をかけて取りに行くのが本質でした。個人向けの「気に入ってもらえれば売れる」感覚は通用しません。
覚えて帰る型は、「誰が関わるかを見分ける → 流れのどの段階かを掴む → 次の一手を決める」の3ステップです。流れは引き合いから受注・継続まで段階で押さえ、関係者は窓口・決める人・使う現場で見分け、それぞれの関心に応える。そして受注後も定着・追加・更新で関係を続ける——これが、法人営業の入口です。
明日の一歩として、担当案件を1つ選び、「①窓口・決める人・使う現場は誰か ②今どの段階か ③次の一手は何か」を書き出してみてください。それだけで、上司への報告も、次の動きも、ぐっと言葉にしやすくなります。さらに進むなら、課題の引き出し方はヒアリング力入門、刺さる提案づくりはソリューション営業入門、非対面での機会づくりはインサイドセールス入門へ。
本講座の特典として、関係者(窓口・決める人・使う現場)と流れの段階を1枚でひも付けられる「法人営業ナビシート」をご用意しています。シートの入手は、無料会員登録からどうぞ。
よくある質問
法人営業と個人向け営業は何が違うのですか
相手が会社か個人かです。個人向けは値札を見て1人が決めますが、法人は双方が合意して条件が決まるため、複数の関係者の納得を時間をかけて取りに行く点が違います。
担当者は乗り気なのに案件が決まらないのはなぜですか
窓口=決める人とは限らないからです。お金を出す決裁者や使う現場の納得が取れていないと、窓口が前向きでも社内検討で止まります。誰の納得が未達かを見分けましょう。
法人営業の流れはどう覚えればよいですか
引き合い→ヒアリング→提案→社内検討の後押し→受注、と段階で押さえます。各段階で営業がやることを一言ずつ言えるようにし、自分の案件が今どこかを指させれば十分です。
受注したら営業の仕事は終わりですか
終わりではありません。導入したものの定着を支え、別部署・他拠点への追加や更新・紹介につなげるのが本番です。受注後の関係づくりが、次の案件と強い営業をつくります。