Q.
投稿促進キャンペーンで景品(インセンティブ)を用意するとき、UGCの質を保つ観点から注意すべき点として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はCです。景品を魅力的にするほど参加は増えますが、商品やサービスへの関心が薄く、当選だけを狙った内容の薄い投稿(いわゆる応募目的の投稿)も増えやすくなります。投稿の量と質はトレードオフになりやすい、という点が核心です。「景品で量は増えるが質は割れやすい」と理解しましょう。
ポイント
インセンティブ設計の論点は、量と質のバランスです。景品が強いほど数は伸びますが、本来集めたい「実体験に基づく声」が薄まるリスクがあります。投稿の中身に関する条件を添えるなど、質を担保する工夫がセットで必要です。
ワンポイントアドバイス
景品を出すなら、「実際に使った感想を一言添える」など内容に関する条件を加えてみましょう。当選狙いだけの投稿を減らし、活用しやすいUGCが集まりやすくなります。集まった投稿は質の観点で選別する前提で設計すると安心です。
解説詳細
なぜCが正解か
強い景品は参加の動機になりますが、その動機が「商品への関心」ではなく「当選」に偏ると、体験に基づかない形式的な投稿が増えます。UGCとして活用したいのは実際の利用者の声であるため、景品設計では投稿の量だけでなく質への影響を見込む必要があります。Cはこのトレードオフを正しく指摘しています。
なぜ他の選択肢が誤りか
Bは景品で投稿数が必ず減るという断定で、一般には景品は参加を後押しするため事実に反します。Aの景品を付けると著作権が自動移転するという考えも誤りで、権利移転には別途の取り決めが必要です。Dの景品が行動に影響しないという主張も、インセンティブが参加を促す現実に反します。いずれも質への影響という本質を外しています。