Q.
自由記述で集めた回答を集計可能にするため、内容ごとに分類しラベル(コード)を付ける作業を何と呼ぶか。
解説まとめ
正解はBです。コーディング(自由記述に対しては特にアフターコーディング)とは、文章で集めた回答を内容ごとに分類し、それぞれにラベルや番号を割り当てて、件数として集計できる形にする作業です。バラバラの文章のままでは数えられないため、似た意見をまとめてカテゴリー化します。これにより「どの意見が何件あったか」を定量的に示せます。定性データを定量的に扱う橋渡しの工程です。
ポイント
この設問の核心は「自由記述を分類・数値化する工程=コーディング」という対応です。文章は読めても数えられないため、共通点でまとめてラベルを付けます。カテゴリーの基準を最初にそろえることが、集計の信頼性を左右します。
ワンポイントアドバイス
自由記述を集めたら、まず一通り読み、頻出する論点でカテゴリーをいくつか作ってみましょう。同じ基準で全回答を仕分けすると、「どの声が多いか」を数で示せます。分類基準をメモに残すと、後から見返してもぶれません。
解説詳細
コーディングの進め方
コーディングは、自由記述の回答を読み込み、内容の共通点でカテゴリーを設定し、各回答をいずれかのカテゴリーに割り当てる作業です。たとえば「価格が高い」「もう少し安く」といった回答を「価格への不満」という1つのコードにまとめます。こうして文章を件数に変換すると、定性的な声を「価格への不満が25件」のように定量的に集計できます。分類の基準を一貫させることが精度の鍵です。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aのスクリーニングは対象者を条件で絞り込む工程で、自由記述の分類とは別です。Cのウェイトバックは回答構成を母集団に合わせる補正で、文章の分類ではありません。Dのランダム化は割り付けや提示順を無作為にすることで、集計のための分類とは無関係です。自由記述を分類・数値化するのはBのコーディングです。