Q.
統計でいう「ばらつき(散布度)」が表しているものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。ばらつき(散布度)とは、データが平均などの中心からどれくらい広く散らばっているかを表す概念です。中心(代表値)とは別の軸で、データの「広がり具合」を測ります。範囲・分散・標準偏差などはすべて、このばらつきを数値化したものです。
ポイント
代表値が「中心はどこか」を答えるのに対し、ばらつきは「どれだけ散らばっているか」を答えます。同じ平均でも、ばらつきが大きいデータと小さいデータでは性質がまったく違います。中心と散らばりは別物だという理解が、この後の分散・標準偏差の土台になります。
ワンポイントアドバイス
データを語るときは、平均などの中心と一緒に「どれくらいばらついているか」も必ずひと言添えてみましょう。平均だけでは、安定したデータなのか乱高下しているデータなのか区別がつきません。中心と散らばりをセットで伝える癖が、説得力のある報告につながります。
解説詳細
ばらつきとは何か
ばらつき(散布度)は、個々のデータが中心からどれだけ離れて分布しているかを表します。たとえば全員がほぼ同じ点数のテストはばらつきが小さく、高得点と低得点が混在するテストはばらつきが大きい、というように使います。これを数値化したのが範囲・分散・標準偏差です。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aの「中心がどこにあるか」は平均や中央値などの代表値が表すもので、ばらつきとは別の軸です。Bの「最も多く集まっている値」は最頻値の話です。Cの「合計がいくつか」は単なる総和であり、散らばりとは関係ありません。ばらつきはあくまで「中心からの散らばり」を表す概念です。