Q.
営業における「パイプライン」が指すものとして、最も適切なのはどれですか。
解説まとめ
正解はCです。パイプラインは現在進行中で、まだ受注にも失注にも決着していないオープン商談の総体を指すからです。金額と件数の両面で見て、将来の売上の見通しを立てる土台になります。受注済みや失注済みは原則パイプラインには含めません。
ポイント
パイプラインの本質は「これから決まる未確定の塊」である点です。確定済みの受注実績(過去)や失注(決着済み)と混同すると、将来の見込みを過大・過小に見積もる原因になります。在庫のように、入口(新規商談)と出口(受注・失注)で増減する流れとして捉えることがつまずきどころの解消につながります。
ワンポイントアドバイス
自分の担当案件を一覧化するとき、まず「オープン/受注/失注」の3区分に色分けしてみましょう。オープンだけを足し上げたものがパイプラインです。受注済みを混ぜて報告すると見込みが膨らんで見えるため、定例では必ずオープンのみを集計する習慣をつけると数字の信頼性が上がります。
解説詳細
なぜパイプラインが進行中商談なのか
パイプラインは、リード獲得から受注に至る営業プロセスの「途中段階」にある商談の集合です。まだ決着していないため、確度や金額が変動し続ける性質を持ちます。だからこそ将来の売上を予測する材料になり、件数と金額の両軸で管理します。
他の選択肢が誤りである理由
Aの受注確定金額は過去の実績であり、未確定の見込みであるパイプラインとは別物です。Bの失注リストは決着済みでオープンではないため含まれません。Dの顧客名簿は獲得済みの顧客情報であり、進行中の商談を表すものではありません。いずれも「未確定の進行中商談」という核を外しています。