Q.
給与計算でいう「総支給額」を最も正しく説明したものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。総支給額とは、基本給に役職手当や通勤手当などの各種手当を加えた、控除を差し引く前の支給の合計を指します。給与明細では一番上にくる金額で、ここから社会保険料や税金を引いていきます。控除後の金額や基本給だけの金額とは別物です。
ポイント
給与明細は「総支給額 → 控除 → 差引支給額」という上から下への引き算の流れで読みます。総支給額はその出発点であり、何かを差し引いた結果ではありません。手当を含むという点が、基本給だけを指すDとの分かれ目です。
ワンポイントアドバイス
手元の給与明細を「支給」「控除」「差引」の3ブロックに色分けして眺めてみましょう。支給ブロックの合計が総支給額になっているかを電卓で確かめると、構造が体に入ります。明細の用語が会社によって違うときは、まずどの欄が出発点の支給合計かを押さえると迷いません。
解説詳細
なぜBが正解か
総支給額は、基本給に通勤手当・役職手当・残業手当などの諸手当をすべて足し合わせた、控除前の支給合計です。給与計算は「いくら支給するか(総支給額)を決め、そこからいくら差し引くか(控除)を計算し、残りを支払う(差引支給額)」という順序で進みます。総支給額はこの計算の起点になる数字であり、明細の最上部に位置します。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aは社会保険料と税金を差し引いたあとの金額で、これは差引支給額(手取り)の説明です。総支給額とは引き算の前後で位置が逆になります。Cの「人件費から賞与を除いた金額」は会社側のコスト概念で、個人の給与の総支給額とは対応しません。Dは基本給だけを取り出したもので、手当を含まない点が誤りです。総支給額は手当を含む合計である点を外さないようにします。