Q.
後輩に仕事を任せる(権限委譲する)ときの進め方として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は C です。仕事を任せるときは、任せる範囲・本人が判断してよい権限の範囲・困ったときの相談先(サポート)を、あらかじめ明確にして渡します。これらが決まっていると、相手は安心して自分で進められ、抱え込みも丸投げも避けられます。任せる=放任ではなく、枠を示して任せることが要点です。
ポイント
ポイントは、権限委譲が「範囲とサポートをセットで渡す」行為だという点です。すべて自分が判断する(A)のは委譲になっておらず、範囲も相談先も決めない(B)丸投げや、確認しない放置(D)は失敗を招きます。枠を決めて任せるのが原理です。
ワンポイントアドバイス
仕事を任せる前に、「どこまで自分で決めていいか」「迷ったら誰にいつ相談するか」をひと言添えて渡してみましょう。判断の境界線と逃げ道を先に示すだけで、相手は止まらずに動け、あなたも安心して任せられます。任せきりにも抱え込みにもならない渡し方です。
解説詳細
委譲は「範囲・権限・相談先」を明示する
権限委譲とは、仕事を任せる際に、任せる作業の範囲・本人が自分で判断してよい権限の範囲・困ったときの相談先を明確にして渡すことです。この三つがそろっていると、相手は迷ったときに止まらず、上司も適切なタイミングで関与できます。枠組みを示して任せるからこそ、自走と安全が両立します。
ほかの選択肢が誤りである理由
Aは判断をすべて自分が抱えており、相手に裁量がないため委譲になっていません。Bは範囲も相談先も決めない「丸投げ」で、相手は何をどこまでやってよいか分からず不安になります。Dは任せた後の確認を一切しない放置で、軌道修正の機会を失います。範囲・権限・相談先を示すCが適切な任せ方です。