Q.
予算統制において、売上高(収益項目)の実績が予算を上回ったときの評価として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。収益項目では実績が予算を上回ると利益にプラスに働くため、有利差異と評価するからです。逆に費用項目では実績が予算を下回ると有利差異になります。有利・不利は「利益にプラスかマイナスか」で判断し、項目が収益か費用かで符号の向きが反対になる点が重要です。
ポイント
この問題の核心は「有利・不利は利益への影響で決まる」という点です。収益は多いほど、費用は少ないほど利益にプラスで有利になります。単に「予算より多い=有利」と機械的に覚えると、費用項目で逆になりつまずきます。常に利益への効果に置き換えて判断してください。
ワンポイントアドバイス
差異を見たら「これは利益を増やす方向か、減らす方向か」を口に出して確認しましょう。収益と費用で向きが反対になることを意識すると、有利・不利の取り違えを防げます。差異の符号を利益基準でそろえて報告すると、読み手に伝わりやすく効果的です。
解説詳細
なぜBが正解か
予算差異の有利・不利は、その差異が利益を増やす方向か減らす方向かで決まります。収益(売上高)は多いほど利益が増えるため、実績が予算を上回れば利益にプラスで有利差異です。本問はこの収益項目の有利差異を正しく述べているBが正解です。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aは収益が予算超過なのに不利とする誤りです。Cは差異があれば一律不利とする誤りで、差異の方向を無視しています。Dは有利・不利を金額の大きさだけで決めるとする誤りで、本来は利益への影響の向きで判断し、大きさは重要度の話にすぎません。したがって正しいのはBです。