Q.
在庫を「持ちすぎる」ことのデメリットとして、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。在庫を持ちすぎると、保管スペースや管理にかかる費用が増え、仕入に使った資金が商品として寝てしまい(資金の固定化)、売れ残りによる陳腐化・廃棄のリスクも高まります。これらが過剰在庫の代表的なデメリットです。在庫は「あればあるほど良い」ものではない、という点を押さえましょう。
ポイント
過剰在庫のコストは「保管費用」「資金の固定化」「陳腐化・廃棄」の3点で覚えると整理しやすくなります。欠品はむしろ在庫が「少なすぎる」場合の問題であり、過剰在庫の話と取り違えないことがこの設問のつまずきどころです。
ワンポイントアドバイス
倉庫の隅で半年以上動いていない商品を探してみましょう。それが資金を固定化している過剰在庫の正体です。月に一度、滞留在庫の金額を集計する習慣をつけると、持ちすぎのコストが数字で見えるようになります。
解説詳細
なぜBが正解か
過剰在庫は、保管費用の増加、仕入資金が商品として寝てしまう資金の固定化、そして長期滞留による陳腐化・廃棄リスクという複数のコストを同時に生みます。これらは持ちすぎに固有のデメリットであり、Bが正解です。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの欠品は、在庫が「少なすぎる」ときの問題であり、持ちすぎのデメリットとは逆方向です。Cの発注回数の増加は、1回あたりの発注量を小さくしたときに起きる現象で、過剰在庫の直接の結果ではありません。Dのリードタイムは仕入先から商品が届くまでの時間を指し、在庫量の多寡で長くなるものではないため誤りです。