Q.
行動はしているのになかなか習慣として定着しない場合、習慣のループの観点で見直すべき点として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。きっかけがあって行動も起こせているのに定着しないときは、ループの「報酬」が弱い可能性を疑います。行動の直後に得られる手応えが薄いと、その行動が強化されず、繰り返しにつながりにくいからです。記録のチェックや小さな達成感など、すぐ得られる報酬を足すことで、行動が定着しやすくなります。
ポイント
着眼点は「報酬が弱いと強化が働かない」ことです。トリガーと行動はそろっていても、報酬が抜けたり弱かったりするとループが回りきりません。続かないときは、きっかけだけでなく「やった後の手応え」を点検することが大切です。
ワンポイントアドバイス
行動はできているのに続かないと感じたら、「やった直後に何か良いことがあるか」を確認してみましょう。なければ、記録に印をつける・心の中で自分をねぎらうなど、すぐ得られる手応えを足してみます。報酬を補うだけで、定着の度合いが変わってきます。
解説詳細
なぜBが正解か
習慣のループは「きっかけ→行動→報酬」で成り立ち、報酬が行動を強化して繰り返しを生みます。きっかけと行動がそろっているのに定着しない場合、強化を担う報酬が弱いことが原因として考えられます。Bはこの「報酬の弱さを見直す」という点を指摘しており、定着しないときの正しい着眼点です。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「きっかけを曖昧にする」は、発火しにくくなる方向で、定着をさらに妨げます。Cの「量を一気に増やす」は、ハードルを上げて挫折を招くため逆効果です。Dの「記録をやめる」は、可視化による達成感(報酬の一部)を失うことになり、定着を助けるどころか妨げます。