Q.
減らしたい悪い習慣(だらだらスマホを見るなど)への対処として、習慣のループの考え方に沿った最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はAです。習慣のループでは、行動はきっかけ(トリガー)によって引き起こされます。減らしたい悪習慣を抑えるには、その行動のきっかけ自体を遠ざけて、引き金が引かれにくい環境を作るのが効果的です。スマホを別室に置けば、目に入らず手も届かないため、だらだら見る行動が起こりにくくなります。意志で我慢し続けるより、環境できっかけを断つほうが負担が小さくて済みます。
ポイント
核心は「悪習慣は、きっかけを遠ざけて減らす」ことです。良い習慣ではきっかけを近づけて行動を促しますが、悪習慣ではその逆で、きっかけを遠く・見えなくして発火を防ぎます。意志での我慢は消耗が大きく続きにくい、という点も押さえておきましょう。
ワンポイントアドバイス
減らしたい行動については、それを引き起こすきっかけが何かを書き出し、それを物理的に遠ざける工夫をしてみましょう。スマホなら別室や引き出しへ、お菓子なら買い置きをやめる、といった具合です。我慢の量を増やすより、誘惑が目に入らない環境を作るのが効果的です。
解説詳細
なぜAが正解か
習慣のループでは、きっかけが行動の引き金になります。悪習慣を減らす最も負担の小さい方法は、その引き金を環境から取り除くことです。スマホを別室に置けば、見えない・届かないことで「見る」行動のきっかけが消え、我慢する場面そのものを減らせます。Aはこの「きっかけを遠ざける」という環境設計に沿っており、正解です。
なぜ他の選択肢が誤りか
Bの「強い意志で我慢する」は、きっかけを手元に残したまま意志だけで抑えるもので、消耗が激しく続きません。Cの「手元に置いたまま時間だけ短く」は、引き金を近くに置いたままなので発火しやすく、効果が弱いです。Dの「見たらごほうび」は、減らしたい行動に報酬を与えて強化してしまう逆効果の対処です。