Q.
1対1の定期的な面談(いわゆる1on1)を若手育成で行う際の、最も適切な位置づけはどれか。
解説まとめ
正解は D です。1on1は、定期的に時間を確保し、若手本人の状況・考え・成長をテーマに、本人のために行う対話の場です。上司が話す場ではなく、本人が話し考えを整理する場として運用するのが基本です。進捗確認や評価通告とは目的が異なり、継続的に関わることで信頼と成長を支えます。
ポイント
核心は、1on1の主役が「上司の指示・評価」ではなく「本人の成長と対話」だという点です。進捗報告会や評価面談、問題発生時の呼び出しと混同すると、本人にとって身構える場になり機能しません。定期的に・本人のために・対話する、という3点が1on1を特徴づけます。
ワンポイントアドバイス
1on1を持つときは、自分が話す時間より本人が話す時間が長くなるよう意識してみましょう。冒頭で「今日は何を話したい?」と本人にテーマを委ねると、本人のための時間になります。たとえ短時間でも、間を空けずに定期的に続けることが、いざというときに相談してもらえる関係につながります。
解説詳細
1on1は本人のための定期的な対話
正解はDです。1on1は、上司と若手が定期的に1対1で時間を取り、本人の状況や考え、成長や悩みをテーマに、本人のために行う対話の場です。上司が一方的に話すのではなく、本人が考えを言葉にして整理し、必要なら相談できることに重きが置かれます。継続的に行うことで、日頃の小さな変化に気づき、信頼関係を保ちながら成長を支えられます。
他の選択肢が誤りである理由
Aの「進捗を一方的に確認し指示を伝える」は報告・連絡の場であり、本人のための対話という1on1の趣旨とは異なります。Bの「評価結果や処遇を通告する」は評価面談の役割で、目的が別です。Cの「問題が起きたときだけ呼び出して叱責する」は、随時かつ叱責が前提となっており、定期的・本人本位という1on1の特徴を欠きます。本人のための継続的な対話、という位置づけが正解です。