Q.
若手に与える目標として「測定可能(Measurable)」を満たしているのは、次のうちどれか。
解説まとめ
正解は C です。測定可能な目標とは、達成できたかどうかを数や事実で誰が見ても判断できる目標を指します。「今月中に・見積書を・5件・手直しなしで」という形なら、達成・未達を客観的に確認できます。気持ちや印象ではなく、観察できる事実で線が引けるかが見分けるポイントです。
ポイント
この問題が問うのは、抽象的な心がけと測定可能な目標の違いです。「前向きに」「しっかり」「信頼される」といった言葉は、人によって達成の判断が分かれてしまい、振り返りの基準になりません。数・回数・期限・状態のいずれかで達成を確認できるかどうかで、測定可能性を判断しましょう。
ワンポイントアドバイス
目標に「ちゃんと」「しっかり」「もっと」といった言葉が入っていたら、要注意のサインです。「それは何件できたら?」「いつまでに?」「どんな状態になったら達成?」と問い直してみましょう。あいまいな言葉を数や事実に置き換える癖がつくと、若手も自分で進み具合を確認できるようになります。
解説詳細
測定可能とは事実で達成を判定できること
正解はCです。測定可能な目標とは、達成したかどうかを数量や具体的な事実で客観的に判定できる目標です。Cは「今月中(期限)」「見積書5件(数量)」「上長の手直しなし(状態)」と、達成の有無を誰が見ても同じように判断できる要素がそろっています。だからこそ、月末に達成・未達をはっきり振り返ることができます。
他の選択肢が誤りである理由
Aの「前向きな姿勢」、Bの「スキルをしっかり身につける」、Dの「信頼される存在になる」は、いずれも方向性としては良いものの、どこまでできれば達成なのかが数や事実で示されていません。判断する人によって「できている/できていない」が分かれてしまうため、測定可能とは言えません。心構えを目標にしたいときも、それを観察できる行動や成果に翻訳する必要があります。